匠ですから。

永遠の0

ちょっと前に読んで心に残った本。
百田尚樹「永遠の0」。
永遠の0_d0143957_2159674.jpg


第二次世界大戦時の零戦パイロットの話。
戦闘機に全く興味のない私でもぐいぐい引き込まれて、
震災後に読んだせいか心にガガーンと迫り来るものがありました。

百田尚樹の、小説家としての「親切心」にはいつも本当に心打たれます。
読む人をぜったいに退屈させまいという気合がみなぎっている!
どの作品もまったく異なるテーマで書いていて、
新しい世界をとても分かりやすく読者の前に広げて見せてくれます。
しかも彼の小説を読んだあとには、頭の中にマニアックな知識が残るのです。
たとえば、

「永遠の0」を読むと、ちょっとした戦闘機博士になれます。
「風の中のマリア」を読むと、スズメバチ博士になれます。
「モンスター」を読むと、美容整形博士になれます。
「ボックス!」を読むと、アマチュアボクシング博士になれます。

というように、今まで知らなかった世界を本当に楽しく知ることができる。

これまでエンターテイメント小説って心のどこかであなどっていたけれど
(純文学の方がエライんだ!的なw?)
でも百田尚樹の本を何冊か読んで、エンターテイメント小説の力に
兜を脱ぐ思いです。(って、オメーは武士かw?)

文学的価値はひとまず置いといて、
とにかく夢中になっちゃうような小説が世の中にあれば
本を読むことの素晴らしさを知らない子どもが減るかもしれない。
戦争のことや、特攻隊で亡くなっていった日本人のことが
時の流れと共に風化するのを防げるかもしれない。

そういった意味で、上質なエンターテイメント小説は
しちめんどくせー純文学よりある意味役立つのかもね。
(劣悪なエンターテイメント小説は公害だけどね…。)

ってまた本のこと暑苦しく語っちゃってめんごめんご。



おまけのララちゃん。

ララちゃん、AKBの総選挙終わったよ。




                      ふーん…。
永遠の0_d0143957_21591611.jpg




大島優子2位らしいよ。


                      ま ぢ で?
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by umigamechan | 2011-06-14 23:06 | お気に入り

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