匠ですから。

暖簾

まだしつこく続いている、山崎豊子初期作品フェア(※ひとりブーム)。 
これまた素晴らしい小説です。

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裸一貫から死ぬ物狂いで働いて、
大阪の老舗昆布問屋の暖簾を分けてもらった父。
第二次世界大戦から復員し、焼け野原になった大阪で
父の意思を継いでゼロから商売を立て直そうと奮闘する息子。
激動の時代にもみくちゃにされながら、
強くたくましく、商人のド根性で闘う親子二代の物語。
アツイ!!

職人の血と汗から生まれた本当に良い品物を
誠実な心で商いするっていう、日本人のかっこよさ。
そこには、絶対に「暖簾」を穢すまいという責任と誇りがある。
この小説読んでたら、なんか中国製の嘘くさい物買うのイヤになってきた(笑)。
商人が命よりも大切にする「暖簾」は、
「魂」と言い代えることができるかもしれません。
私も、自分の「暖簾」=「魂」を穢さない生き方をしないといけないなー
なんて思ってみたり。
(↑すぐ影響される俺。しかももうすでに穢れてるって話(爆)?)

「暖簾」は山崎豊子の処女作らしいのですが、これが処女作って
やっぱ大先生すごすぎます。

なんかさー、恋空とかKAGE〇OUとか、そーゆーのが
「小説」「本」だと思ってる今の若者たちってかわいそう。
(どっちも読んでないけど、読まなくても分かる。)

読書はどこまでもパーソナルな行為だ(と私は思っている)から
人が何読もうが、どう感じようが勝手なんだけど。

でもでも。たとえばね、

たくさんの若者が産地も分からないような怪しげな野菜を
疑いもなく買ってるとするじゃん。
その野菜は化学薬品を使って磨いてるから
見た目だけはピカピカかもしれないけど
ぜんっぜん美味しくないし、もしかしたら身体の毒かもしれない。
しかも!しかもですよ、すぐとなりには本当に美味しくて栄養満点な野菜が
同じ値段で売っているんだよ。
これを黙って見てられますかっての。
(あ?あたしもしや、うっさい?)


「暖簾」は良い本でした。
ってことが言いたかっただけなんだけど。




めくれた暖簾。
         


 
 
                     いらっしゃいませ。          
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by umigamechan | 2010-12-19 15:12 | お気に入り

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